中野ゼミナールからのお知らせ
今月のテーマ&巻頭言1月
1月分です。
1月のテーマ;『即断即決、即実行!』
言葉通りの意味なのですが、これが難しいですね。私も昔、中野(当塾の創設者)によく言われました。
勉強だけでなく、すべての中で(本当に全てにおいて!)一番大切なことは「行動する」ことだと思っています。
やらなければ何も起こらない。入試問題を全部解ける能力をもっていたって、入試会場に行かなければ・答案を書かなければ合格はしません。
「やらぬ善より、やる偽善」なんて言葉もありまして、例え「人から良く思われたい!」という下心からでも、やったほうが気分もいいですし、相手からも感謝されます。とにかく行動だと思います。
しかもせっかくやるなら、すぐに行動に起こすほうがいいですよね。林先生の「今でしょ!」じゃないですが、
明日からではなく今日から、今日からと言わず今からやる。早ければ早いほうがいい。
例えば、来週が〆切の仕事が今日回ってきたならば、明日には第一案を作って持っていくぐらいのスピード感が大切です。仮に今、スタートできることがなくても「〇〇をやるぞ」と手帳かスマホにメモすることぐらいは“今”できます。
とは言え、なかなか出来ないのが人の常。私もそうです。原因は何なのでしょう。私は3つあると考えます。
1つ目は単純、「別のものに気がとられる」です。私も私の娘もコレが一番の原因でしょう。
私はネットや本が、娘は朝のEテレが大好きで、毎日奥さんに叱られてます。これは頑張って控えるしかないですね。
2つ目は「自分には出来ない。」「失敗したらどうしよう。」です。
例えば、バスでお年寄りに座席を譲るシーンなんかを思い浮かべればわかりますよね。やったほうがいいのに「そんなんできひん」「断られたらどうしよう」「他の人はどう思うだろう」とか考えてしまうのですね。これを克服するのは難しいですが、あえて言うならば「失敗を恐れない」ことでしょうか。出来ないことなんてない!上手くいかなくったっていいじゃないか!と開き直ってしまうのがいいかと思います。
3つ目は(実は2とも少しカブりますが) 「完璧主義」。
キッチリできるまで動かない・動けない、その行動にどんな意味があるのかを考えこんでしまう、といったものです。これは難敵です。
意味なんて無くったっていい・完璧でなくったっていいと考えられるかどうか。上記〆切の話ではないですが、不完全でも・意味が見えなくても、動き出す。早く動けば、あとで修正もしやすいですし、動き出せば状況が見えて、意味やよりよい行動指針が見つかるものです。
エラそうに書きましたが、私もギリギリまでやらない派。書きながら自戒・反省しています。
また今から頑張ろう!一回や二回、いや何十回できなくったって、また上の3つを少しずつ解消し、やり直せばいいだけの話ですから。