中野ゼミナールからのお知らせ
京都公立高校入試について、少し説明を…
タイトルの通り、少し説明を…
分かりやすさ優先で書きますので、語弊がある点もあるかもしれません。
京都の「京都市・乙訓地域(市内および向日市長岡京市あたり)」
にお住いの方にとって、公立高校入試は
大まかに3つに分けて考えることができます。
①特別な学科その1/②特別な学科その2/③普通科 と言っておきます。(清水が作った言葉です。ご注意。)
①は「音・美・体」と「難しいコース」
②は「農業・工業・商業」
③は一般的なコース と言っていいかと思います。
どの学校にも①②③の3つがある訳ではなく、
★①②③が併設している学校
(桂は②農と③/乙訓は①体と③/嵯峨野は①難と③ がある等)
★①のみの学校
(京都音高・銅駝美術/西京は①難だけ扱い)
★②のみの学校(工学院・すばる)
★③のみの学校(洛西など)
など、学校によって異なります。
①②③は募集定員・入試システムが少しずつ違います。
ポイントだけ説明しますね。
①は、
「前期(今年度は2/16)で全員を募集。」
→中期は無し、前期がダメなら中期は他の選択を。
「音美体は実技がある。難しいコースの入試は学校独自問題を5教科で。」
「で、それらが重視されがち。」
です。
②は、
「前期(今年度は2/16)で7割、中期(今年度は3/8)で3割を募集」
→前期の比重が高い。結構前期が勝負!
「前期は、普通科と同じ“共通問題”で“3教科”実施するのがほとんど」
「一部学校一部入試教科は学校独自問題の所もあり」
「前期でダメでも、中期は受けられる。」
「中期は“共通問題”で“5教科”実施するのがほとんど」
です。
ちなみに“前期の共通問題”は中期より難しい目です。
③は、
「前期で3割、中期で7割を募集」
「前期は“共通問題”で“3教科”実施するのがほとんど」
→前期合格はハードルが高い!
「勿論、前期がダメでも中期は受けられるし、そちらの方が受かる可能性が高い。」
「中期は“共通問題”で“5教科”実施するのがほとんど」
です。
ですから、先ほどの記事にもあった
「開建高校は前期で5割を募集」は、今までにない変則的な形といえるんです。
これがどう影響するかは何とも分かりません。
徐々に調べていきたいと思います。