中野ゼミナールからのお知らせ

今月のテーマ&巻頭言8月

8月分です。

8月のテーマ;

立ち向かえ!逃げちゃダメだっ!

 夏休みは「暗記モノ」を強化しよう!

 “完全完璧マスター”を心がけよ

夏は受験の天王山などと昔から言いますが、これは確かです。しかし、受験まではまだ少々時間があることも確かです。だからこそ、夏休みに強化してほしいのは「復習」「基礎固め」「暗記モノ」です。徐々に「暗記する」ということの意味やテクニックも身につけていって欲しいと思っております。

これ以上は書くこともありませんので、別の話を。

今年度から、主に受験生に「夏期の必達目標」を考えてもらい、それを自分で紙に書いて、張り出しをすることにしました。現在、大学受験高3生の分(と、話をしたら乗ってきた中1・2の分も)ができ上がっており、すでに張り出しています。Facebookにも載せておりますので、宜しければご覧ください。

これを考えてもらう前に強調したことが2つあります。

1つは「“必達”目標なのだから、絶対にできることを書け。けど当たり前にできるコトにはするな」です。大きな目標に向かっていくことは大切なことですが、大風呂敷を広げて結局できないのは、カッコわるいことです。それよりも、少しぐらいはハードルを下げてもいいので、必ずやり遂げるようにしていく方がいいですよね。「できた!」という達成感はモチベーションアップになりますし、できたならば後で、更に高い目標を追加していけばいいだけですから。

もう1つは「できるかぎり具体的に書け」です。具体的とは何でしょう?人によって考えはいろいろあるでしょうが、私なりの答は「数字と固有名詞が入っていること」「行動(やっている/やっていない)が、他の人が見てもわかること」の2点です。

「~をガンバる。一生懸命やる」というのは、それはそれで大事ではありますが、目標でも何でもないのですね。こと勉強においては、数字(点数・回数・期間など)を意識することが重要です。そしてそれに向かう行動を具体的に決めてやる。この2点を抑えているかどうかが大事です。張り出したものの例を挙げてみましょうか。「毎日、新聞の社説を音読する」「〇〇問題集の1学期に習った箇所を、もう1周しておく」「朝は7:00までに起きる」「学校の宿題は8/16までに終わらせる。だから1日最低1ページやる」など。流石は当塾塾生、一回話しただけで良い目標を立ててくれます。

あとはこれを実行していくこと。なかなか大変かもしれませんが、是非この夏、挑戦していきたいですね。すでにほとんどの高3は、自分で書いた紙を、スマホの待ち受け画面にしていますよ。これも具体的な行動の1つですね。

塾の夏休み(それ以降も)は、これを上手く授業に落としこむ・取り入れることが目標となりそうです。長い夏休みを一定のモチベーションを保ちながら、個々人の目標をクリアしていけるよう、こちらもガンバっていこうと思います。(おっとこれは良くない書き方だ!)

 

 

2018-07-27