中野ゼミナールからのお知らせ

今月のテーマ&巻頭言7月

7月分です。

7月のテーマ;『「あたりまえ」のことが 当たり前にできて やっと“普通”』

これは(これもまた?)清水自身をも戒めるための言葉です。結婚して妻に言われたことをアレンジしています。

独身一人暮らしが長かったせいもあって、私の私生活はそれはもう「だらしない」そのものでした。

洗濯はためる・掃除はしない・不潔不衛生・遅寝遅起き(商売柄もありますが)・不規則不健康な食生活etc…

結婚してからは流石にそうはいかず、何とか徐々に変革していき、やっとまともな生活を送るようになってきました。

 

 

自分なりにはガンバったのですが、よくよく考えると“あたりまえ”のことばかりでして、出来るようになったからといって威張れるものではないのですよね。本当、妻には申し訳なく思っています。

 

 

勉強に話をからませると、所謂“出来る”生徒さんは、当たり前のように勉強しています。量・質ともにしっかりとできているのですね。何もせずにいい点・いい成績は取れないコトは断言できます。試験や受験前だけではありません。例えば宿題や提出物、例えば時間や期限、ほぼ間違いなくチャンとしています。

プラスして大概は、目標(点数)も高めに“設定”されています。80~90点台を(いやいや100点を)狙っている。その高めが「当たり前」になっているわけです。

 

この「当たり前」が実は厄介でして、逆もまた言えるのですね。上記の私のように「やらないのが・できないのが当たり前」になってしまうのです。

やらなくてもいいや、忘れてもいいや、これぐらいの点でいいや…まさに負のスパイラル。先月も似たようなことを書きましたが、

勉強(他もそう)のコツの1つは、それを良い方に習慣化させることだと思います。行動しかり目標設定しかり。

少しずつでも、習慣化していく=自分の当たり前をレベルアップさせていく ことが重要です。

 

 

そのために必要なのは「言葉と行動と思考(コトバとカラダとアタマ)の変革」。

ちょっとでもいいのでやり始める。

思考(勉強の場合は「目標設定」かな)を変える。

前向きな言葉に出して周りや自分に言い聞かせる。

この3つからスタートするのがいいかと思います。

『「〇点とるぞ!」と目標を設定し、それを公言し、その点に向かって勉強する。』言ってしまえばこれだけのことなのですが、本気で3つをやれば必ず取れると思います。コトバとカラダとアタマの3つが同時に同じ方向性を向くと、すごい力を発揮します。

 

その時に、ぜひ保護者の方にも協力していただきたいのは「コトバ」での協力です。生徒さんが「〇点取るぞ!」と意気込んでいるならば、プレッシャーがかからないように

「そうか、ガンバれ!」「信じているぞ!(期待してる、ではありませんよ)」、

取れたなら「やればできるやん!」と褒めてあげて下さい。

 

最後の段落、もう少し詳しく書きたかったですが、スペースがなくなりました。続きはまた次月にでも。

 

 

 

2018-06-29