今月のテーマ

今月のテーマ&巻頭言5月

5月分です。

5月のテーマ;『上手くいっている人の真似をしてごらん。』

早いもので5月のGWが過ぎると、中学生の初回のテストがやってきます。1年生は初めてのテストです。

試験の範囲も狭く、内容もさほど多くはないので、是非ともいい点を取ってもらいたいと思います。

 

どうやって勉強すれば効果的なのか?これは難しい質問です。自分で考えて、且つ効果も出るやり方が思い付けば最高でしょうが、なかなかそうはいきません。世にはイロイロな意見が飛び交っていて、どれがいいのかなんてわかりません。

ただ、言えることは「何でもあり」と「動かないとどうしようもない」の2点でしょうか。

 

「何でもあり」とは?? テストの本番ではやってはいけませんが・・・勉強をしていく上では、「質問・相談」あり「真似し・パクリ」あり「後だしジャンケン」あり、なのだと思っています。一般的には“卑怯だ”“ズルい”などと言われる事かもしれません。

けれども逆に、一般的には“必要なこと”だと思います。

 

おそらく生徒の皆さんの友人や同級生には、結構いい点を取る人もいるかと思います。そんな彼達/彼女達は何をどうやっているのか?それは私にもわかりません。

けれどもそんな時は、遠慮なく聞けばいいんですよね。対象は友人だけではありません。親・先生・兄姉・親戚etc、上手くいっている人は、どこにでもいると思います。聞いてそして真似させてもらう。効果があればそれで良しですし、合わなければすぐ変更していけばいいのです。こっそり真似するのに躊躇するなら「真似させてもらうね。」と堂々と言えばいいのです。

天才は「今まで誰も考え付かなかったモノを生み出せる」でしょうが、そんな人はこの世に1%もいません。

凄い偉人、ピカソもダリもモーツァルトも、コッポラもエジソンもジョブズも、模倣を肯定し、アイデアの拝借からスタートしたこともあることを認めています。

 

ただ、もう1つのポイントは「動く」こと。

素晴らしい案を聞いても、動かなければ全く意味がありません。良いなと思ったことは即、行動に移すこと。自分に合わなければ、他を探して変える(後だし)時間もいるので、グズグズしている暇はありません。さっさときっちりやってみることです。

 

さらにもう一つ、もし逆に「どうしたらいい?」と聞かれたときは、惜しみなく教えてあげることもポイントです。独り占めせずにみんなに分けてあげる。それをすることで、再度自分のやり方が整理でき洗練されていきます。自分の為にもなるわけですね。

勉強でも「教えてあげるうちに自分の方が賢くなった」なんてことは結構あります。

(これを勉強法の1つに取り入れるのも効果的ですよ。自分で授業をするんです。)

「分からなければ聞く」「聞いたらやる」「逆に聞かれたら教えてあげる」

非常に基礎的なことではありますが、かなり効果のあることだと思います。次のテストから早速どうでしょう。

 

2018-05-25