中野ゼミナールからのお知らせ

今月のテーマ&巻頭言4月

今月のテーマが全然更新されていませんでした。

また開始します。

塾では「機関紙」のようなものを毎月発行していまして、

毎月「巻頭言」というか、ご挨拶のようなものを書いています。

私の思いつくままを書いている、稚拙な文章ではありますが。

今年度はその内容を、

塾で張り出している「今月のテーマ」(モットーというか、発破かけの言葉というか、みたいなもの)

に沿って書いています。

それと共に、毎月載せていきたいと思います。

4月分から・・・

4月のテーマ;『やっぱり“毎日地道にコツコツ”しかない。』

勉強でも何でも「継続は力なり」です。コツコツやったもの勝ちなんですね。

例えば1日たった10分何かやるだけでも、3カ月経てば900分=15時間(合宿より長い!)、1年だと60時間もあります。

とは言え、なかなかそうは上手くいかないのも現実、私もグータラした性格なので頑張りが続かないこともあります。

ですが、最近少しずつ頑張れているコツみたいなものをお話したいと思います。

 

何かを続けてやっていくときに必要なものは“目標”と“楽しみ”だと思います。

まずは“目標”です。この言葉が実は厄介でして…非常に漠然とした抽象的なモノになりがちなのですね。

だから、もう少し具体的でハッキリしたものに変えていけばいいのです。

私のイメージで言うと、「大きな希望・志望・夢」のようなものと、「細かいステップ」に分けて考えるといいと思います。

「大きな希望・志望・夢」は、楽しいものになるハズです。

自分が心から、行ってみたい・やってみたいと思えるもの、これは人(親や先生、周りの人など)から与えられるものではありません。自分で見つけて、それを考えるだけでもワクワクするものです。それがあれば、そこへの到達への少しぐらいの困難は乗り越えられるはずです。

生徒さんなら、まず当面は「志望校選び」でしょうか。この学校が一番いいよな、と思えるところを探すのも楽しいです。

ただ、それだけでは「単なる妄想」になってしまいがちです。

 

次に必要なのは、目標達成のために出来ることを1つずつクリアしていく事。

れが難しそうですが、コツは「とにかく1つ1つのステップを“本当に出来る”レベルにまで、具体的に簡単にしていくこと」です。

例えば勉強で言うならば、今まで全然してこなかった人が「今日から3時間やる。」と言っても、まずムリですよね。

まずは10分でもいいからスタートさせること。しかも出来ることからです。過去問や難しい問題集をやり始めてもできません。

教科書を写すとか音読するとか、漢字や単語を書いて練習するとか、とにかく出来ることからスタートし、確実にやっていく。

それが波に乗ってくれば、時間も伸びるでしょうし、内容もレベルアップしてくるはずです。

 

次に“楽しみ”。やはり勉強にせよ何にせよ、残念ながら多くは「地味な作業」です。だからこそ続かない。

そんな時はちょっとしたことでも面白くしてしまおうとするのですね。

当塾では受験生に「ハンコ」を配っていますが、これもその1つです。何かをクリアしたら、ポンと1つ押してみる。徐々に溜まってくると少しテンションが上がります。

親御さんと相談して「アメ」を用意するのもいいですね。合格したら〇〇を買ってあげるとか。やり過ぎは良くないでしょうが、少しならイイ発破がけになります。

くだらない妄想でもいいから楽しむのも一手。私はジョギングをするときに「あそこまで行けたら、明日からモテモテになる!」と思いながら走ります。

とにかく出来ることから、ちょっと強引にでも楽しんでやる。これが地道にコツコツとやっていくために必要なことだと思います。

 

さぁこの4月、何から始めようかな?

 

 

2018-05-25