かつて郵政民営化の問題をアメリカからの「年次改革要望書」通りの「やらせ」だった事を一人ですっぱ抜いた関岡英之氏がTPPに関しても本を出しているというので読んだ。最近のニュースでも何だか増税やら経済の自由化交渉やらが進んでいるようだが、自分で勉強して一番困るのはこういった経済事象(日銀の問題まで含めて)に関して如何に政治家達が無知で不勉強であるのかという事。私自身も郵政民営化の際には「新自由主義で良いじゃないか」と思っていたクチなので、本当に反省している。およそ、彼らが口にする「政治的判断」という言葉など全く信用するに足りない。保身か責任回避か無根拠という言葉の言い換えにしか過ぎない。マスコミも同罪だ。私が取っている新聞ではいまだに「バスに乗り遅れるな」と言っている。トンデモナイ話だ。と言っても先の大戦の前でも「戦争反対」を謳った新聞など皆無だった事を考えると、論理的には振り込め詐欺と一緒、信じた方が悪い、という事なんだろう。
TPPの背後にあるアメリカの国家戦略(通称“グローバリズム”)を如何にかわすか。ちなみに問題の本質は「農業」だけでは全くない。「金融」「保険」「不動産」「医療」「労働」など我々の生活に密着する様々な分野で一気に変革が進む可能性がある。全国民必読の書であろう。