気になって読んだ。驚愕の事実だった。少年犯罪が戦後から一貫している事はどこかで触れたと思うが、所謂「家族内殺人」(親殺し・子殺し・児童虐待など)すべて一貫して減少傾向にある。この日本の実態をどう捉えるべきだろうか。新聞・ニュースの情報に触れる一般人の印象とこれほどかけ離れた事実を統計的に突きつけられると、言葉を失ってしまう。我々は完全にマスコミに騙されていたのである!
確かに、超高齢化している日本で青少年の人数が激減していったり、若者が大人しくなったみたいな話もあったりした事を考えると言われてみれば…という事だが、詰まる所、自分の頭を使っていなかったんだと反省ひとしきりである。
改めて言うと、今でも日本は安全大国である。おそらく世界有数の治安の良い国である。これだけでも私には十分誇りに思える事だが、如何に日本人が平和を好む民族であるか、はっきり主張するべきである。よく語られる幼児ポルノの取り締まり強化(ヨーロッパのどっかの国が日本にもっと規制しろと、訴えている)にしても、どちらの国が幼児虐待数が多いか、確かめてから言え。これは日本の人権問題を訴える諸外国に向けて言える。あなたの国の犯罪発生率から考えて、どちらの国が人権を守っているかよく考えて下さいと、言えば良い。
それともう一つ。いつものようにマスコミ問題。私には昨今の連日の犯罪報道に悪意を感じる。まるで、国民に自国を嫌いにさせようという意図でもあるかの如き内容。一々どうでも良い殺人事件を事細かく報道して一体誰が喜ぶんだ?誰か知りたいと思っているんだろうか?国民のレベルを本当に馬鹿にしていると感じる。
私も小説に書いたが、殺人に社会的なドラマなどおそらくない。貧困であろうとなかろうと、苦境に陥ろうとなかろうと、犯罪発生に何も因果関係などあるまい。つまり、「社会が悪い」という発言はただの新手の言い訳以外に意味はないという事だ。
犯罪ー生物学にいうと異常行動ーというのは、実は生物学的な「%」の問題として考えるのが、結局最終解なのかもしれない。これは分からないけれど。