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損得の彼岸

週末は通信制高校の不良連中(失礼!)と三重までスクーリング。予想外にスムーズに行き、私は合間で本を一冊読み切ってしまった。橘玲の最新作。骨子はこれまでの「黄金の羽根」と同じだったので、あまり新鮮ではなかったが、会社員当時読んだ時とは私自身の立場は変わったので、当然感想も違う。ただ、世間が語る「正社員=正義:派遣=弱者」の図式への違和感は作者同様私にもある。それも、それを喧伝しているのは相変わらず絶対派遣にはならない放送関係者。正に高見の見物をして社会への個人的不満をぶちまけているとしか思えない。いくつかの本で指摘されているように、派遣問題の解決の道は終身雇用ー年功序列制の撤廃なんだろう(つまり前に高齢の社員が閊えていて、若年労働者を雇えない)が、それはおそらく絶対あり得ない(当然既得権を皆捨てたがらない)から、問題は決して解決しないというオチである。橘が提起するのはサラリーマン起業。実際には不可能だと思うが、思想はやはり好きだ。ただ、実際に起業してみて思うのは、会社員のままか、独立するのかの違いは損得の問題ではないと思われる(もちろん、損ならやらないからその意味では当然得なんだが)。まぁ、いずれにせよ、人生の「勝ち組」は楽しい人生を送る事に尽きる。そうそう、M・ジャクソンが死んじゃったねぇ。多くの借金と偉業を残して。大往生じゃないか。好きな事やって、好きなように生きて。私は全然賛成だね。彼のような生き方もありだと思うよ。

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2009年06月29日 14:09に投稿されたエントリーのページです。

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