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2008年11月 アーカイブ

2008年11月04日

何ともB級アクションなのか

「ネイキッド」というB級ホラー映画の続編のはずだが、全く関連性はなし。「ネイキッド」つまり「裸」はありません。前作は全編“裸”だった。どうして、続編なのか意味が分からない。ストーリーはまぁこのテの映画にはよくある山奥のカルト教団が麻薬製造にまで携って、山に入るヤツを襲うという、どっちかというとアクション系ですね。ちなみに全くコワくない。ほぼエグい場面もない。エロもない。あと一歩でZ級に真っ逆さまといった所を食い止めているのは、最後の脱出劇がまずまず展開として面白くなっているから。俳優さんたちも頑張ってるし。

猿橋・小室…胸に去来するもの

やはり書かずにはおれまい。小室哲也の逮捕の報道。小室soundは私の青春時代であったがゆえに、何とも悲しい事件である。少し前のNOVAの猿橋社長のことを思い出す。五十代前後。夢を追い掛け、挫折し、誰の目からも天国と地獄を味わうという宿命を背負った男たち。それほどに、人は“金”に目が眩むものなのか。そういうと、宝くじ殺人というものもあったっけ。
小室哲也は明らかに天才だった。一人暮らしを始めた頃、知り合いに渡辺美里のアルバムを録音してもらった所、好きな曲がすべて小室作曲だったので、自分でもびっくりした。そして、TRF、安室、globe。いまだにCD-TVであの頃の映像を見ると、凄かったよなぁ、と興奮する。
もう一人思い出す人の名前は言わない。一般庶民には手の届かない物を手に入れようとした者にはイカルスの如くその報いがあるものなのだろう。しかし、それでもまた太陽に向けて飛び立つ者がいるのが、世の常。クワバラ、クワバラ。

2008年11月05日

ローマから日本が見える(後編)

後半をほぼ一気に読んだ。カエサルの名言「人は見たいと欲することしか見ていない」はそれを読んだ頃、ショックを感じたものだ。これほど、人間の本質を言い当てた言葉は珍しい。そして、それを言わしめたカエサルの人間洞察力に脱帽する。相変わらず全編ためになる話だらけ。細かく解説を加えたいぐらいだが、例によって邪魔くさいのでやめ。ただ一つ。イタリアの高校の歴史教科書に載っているという一節だけ。「指導者に求められる資質は次の五つである。知力。説得力。肉体上の耐久力。自己制御の能力。持続する意志。カエサルだけが、このすべてを持っていた。」さすがはイタリアーノ。おしゃれじゃないか。

2008年11月08日

高校時代のような…

ライブが12月21日と一ヶ月半にまで迫っており(迫ってないか)、日夜ギターの練習に明け暮れている。自分でもよくやるわ、と思うんだが、そこがまぁ、好きという事なんだろう。奥さんも飽きれている。まるで高校時代に戻ったように、ひたすら同じフレーズの反復練習&CDと合わせて練習。
世間では色々な事件が起っているようだが、何のその、要するに、どうでも良いや。それよりもinto the arenaのギターが弾けるかどうかの方が今の私にとっては関心事なのである。
塾の方では父母面談が始まり、冬支度が着々と進んでいる。来年はさて、どんな年になるのか、今年の合格実績はどうなるのか、生徒数は?新入生は?緊張の季節の到来である。
お口直しに聞いているのが、これ。as time goes byはカサブランカ、as tears goes byはマリアンヌ・フェイスフル。「あの胸のもう一度」が懐かしいです。

2008年11月10日

THEM;後味悪い正体

あまり積極的には見たことのないスパニッシュ・ホラー映画。アマゾンでは結構賛否両論でそれなりに期待してみたが、確かに不気味で怖い。良く出来ている。物語はいたってシンプルで、正体不明の何かに襲われる人々のパニック・恐怖その他。ただ、最後まで見ると…、実に後味が悪い。ユーロ・ホラーというのはどうしてこうなんだろう。「この物語は実話に基づいている」というキャプションが何ともドーンと心に来る。下手なホラーよりよっぽど怖いが、私は個人的には下手なホラーの方が好きだ。それにしても、ヨーロッパって病んでいるよなぁ。

2008年11月11日

環境問題の次に来るもの

「環境問題」ぶった切りの池田清彦と大脳生理学の養老孟司のコンビ本。非常に面白く読んだ。勉強になると同時にいつものように沸々と怒りが湧く。根本的には西洋型「原理主義」から早く離脱せよ、という考え。そして、今の環境問題や嫌煙運動というのが、ソフトな植民地主義だとのこと。そうだ、そうだ。とにかく官僚主導で実行されている行政に対してもっと我々は厳しい眼を持つべきだ。「お上は正しい」などという発想はトンデモナイ、という事。その最たるものが「エコ」運動。何度でも書くが、ゴミ袋有料化や無意味なゴミの分別回収など早くやめてほしい。色々自分自身の意見と合致する所が多く非常にためになった。全国民にお勧めである。

2008年11月12日

その後の小室報道について

以前にも書いたように、小室の逮捕劇に私は人知れず悲しみ(と言っても私が悲しいというよりも、さびしさなのかな?)を感じているのだが、その後の小室報道に関して書いておく。詐欺罪は犯罪ゆえ、裁かれるのは当然としてもまさにこれこそ、日本的な“陰湿ないじめ”の典型的な報道のされ方をしているのが、また腹が立つ。中には小室のことを「裸の王様」だとの事。こうして事件が発覚した後ならばそんなこと小学生でも言えるような言葉ではないか?転落した人間の「業(ごう)」というか、「欲望」の制御不能性を語るなら大人らしい発言だとも思うが、ただ「馬鹿なヤツだ」とか「ざまあ見ろ」的な意見は、はっきり言って読んでいられない。これほど「品格」のない輩が公的な発言をする資格を持っていること自体が問題だと私は感じる。先に取り上げた「正義で地球は救えない」にも書いてあったが、“悪”に関しての許容度がどんどん下っているこの閉塞感の主たる原因はやはりどう考えてもこの“下品なマスコミ”に思えるんだが、どうだろう?自分が騙された訳でもないし、実害を被った訳でもないんだから、もっと大目に見てやれよ、と言いたくなる。

2008年11月14日

お姉チャンバラ

典型的なB級のバイオレンス・アクション。内容自体には改めて言う程の事はないが、主演の女優さんに非常に気に入った。均衡が取れて、引き締まったbodyはそれだけでも見る価値がある。元は何かのゲームの実写化らしいが、(当然私は知らない)そんな事とは関係なくまずまずではないだろうか。まぁ、見る人の見る所によって大きくその評価が分かれるのは事実だが。
ちなみに深夜TVで「リンダ・リンダ・リンダ」をやっていた。懐かしいのを、青春。

2008年11月16日

雪平夏見かっこいい!

前作「推理小説」以来2作目。TV・映画は見ていないので篠原;雪平がどんなイメージなのか分からないけれど、結構このシリーズ好きだ。一気に読める。玉に傷は、前作も面白く読んだはずなんだが、ほとんど内容を覚えていない事。比べて今作はストーリーも良く出来ているし、内容も面白い。心に残る。後半は一気に読んだ。
そうそう、真木よう子が結婚したと。長谷川京子に次いで、大ショックである。アメリカの大統領が誰であろうが私にはどうでも良い(民主主義の勝利だと!21世紀にもなって人種差別をいまだに持っている国に民主主義もなにもあるか!日本の国益にとってどうなのか以外に、語るべき事件でもなんでもない)が、好きな女優の結婚にはショックを感じるってなんでだろう?単に私が馬鹿なだけか?
ちなみに東野奎吾「ガリレオ」シリーズが面白いらしいんだが、こちらは本を買うか未定。理由1)東野(宮部みゆきも)は私と同期の’60年生まれ世代。私も小説を書いている手前、ライバル視(?)していてムカつく。理由2)TV・映画にもなって羨ましい、じゃなくってムカつく。3)福山雅治は圧倒的に格好良い。さすがの私も勝てない。その意味では文字より映像の方が魅力を感じてしまう。あ~あ、何と小心者なんだろう。ちなみにもう一人ムカつくのは山田悠介。二人とも、私の事は知らないだろう(当たり前だ)。それもまたムカつく。

2008年11月19日

風邪ひいちゃった!

突然風邪をひいてしまって、ダウン。昨日からほぼ24時間爆睡してしまった。疲れがたまったいたのか、年なのか何か知らないが、何も食わずにこんなに寝たのは久しぶりである。
巷ではなかなか血なまぐさい事件が相変わらず。井沢元彦を読んでから私は「現代は平安時代なんだ」という思いに駆られている。平安時代=貴族の時代。イメージは何だかきらびやかで美しいが、現実にはやりたい放題の一般庶民と、世間離れした世界で陰湿ないじめと権力欲だけに生きている貴族たちに階級分裂していた時代である。現実的な“力”もなく架空の権力にばかり固執したがために貴族社会全体は没落していく。今の日本も全く同じに私には思える。昔と違う点は何かというと、マスコミの存在。問題の本質を見抜く事なく、いつまで経っても子供じみた揚げ足取りに終始しているマスコミはこの時代の脆さ、弱さを拡大しているに過ぎない存在である。政治もマスコミも我々国民以上にひどい訳ではないし、国民以上に愚かな訳でもない。国民の民度と同等のはずだ。とするなら、この国の民度はそれほど低下したのか?これも戦後、完全な独立を果たさなかった事のつけが回っているというべきなのか。暗澹たる気分である。

2008年11月26日

近況報告

病み上がり後、急に忙しくなりテスト対策で連日教室は満員である。ギターの練習でチョーキングのし過ぎでとうとう弦がきれてしまい新しいのに張り替える小休止期間。面談も来週まではお休みで明後日からは通信制高校の第二回スクーリング。何かと細々と行事はあるものの、まぁ生徒たちとワイワイ馬鹿話しているのはやはり楽しい。生徒たちもさぞかし楽しいだろう。
ところで、ライブ情報。12月21日祇園pick upにて、また同月23日(祝)slow handにてライブが決定している。そろそろ連夜の練習を再開する。また、来年5月には都雅都雅で夢のオヤジバンドのタイバンライブが決定している。帰ってビデオで映画を見る時間すらなくなってきた。都雅都雅出演記念にビデオカメラを買おうかと考えている。奥さんは当然娘を撮るつもりなので、久しぶりに利害が一致したという訳だ。
おそらく年末まで一気に行ってしまうんだろう。受験生諸君、頑張っておくれ。私は年末までずっとお仕事が入っている。まぁ、毎年のことだが…。

2008年11月27日

女教師グロリアって誰?

ジャケットを見ると、若い美人女教師が銃を撃っていて、なかなかアクション系だな、と思いきや、全く違う。舞台は学校の図書室なんだが、銃は出てこない。主役の女性もどちらかと言うと熟女系、決して美人でもない。明らかに宣伝の仕方が間違っている。アクションではなく、実録モノ系。それなりには楽しめる展開ではあったので、あまり悪口は書かない。非常にリアルな感じでそれはそれで好感が持てた。こういう追い詰められた時にアメリカの出来の悪い高校生達がどういう行動を取るのかが、よく分かってそれがまた微笑ましい。でも、推薦する程の映画では全くない。

2008年11月29日

モンゴル帝国の興亡である

ちょっと、気になったので読んでみた。恐ろしく詳しい。私の世界史知識で内容はつかめるが、この分野では日本では間違いなくトップの杉山正明さすがである。今まで普通に習う世界の歴史に対する物の見方が大きく変わる。ここに書かれる13世紀の世界にあって、ヨーロッパは舞台にはついぞ登場してこない。ひたすらモンゴルの恐怖に怯えるユーラシアの辺境である。そして、大雑把には中華も同じ。実際シナの歴史にあって、漢人が統一した王朝というのは漢以降は明しかない。隋・唐も北方民族、宋は常に北方民族の遼に負けていた。そして、明がなぜシナを統一出来たかというと、北方民族の勢力が相対的に弱まったから、という外的な要因が大きい。(ちなみに明が滅亡するのに一役買っているのが、秀吉。彼の朝鮮出兵を阻止すべく明は軍隊を派遣するがそれによって国力が衰える一因になった)とにかく「中国四千年の歴史」等という言葉はウソ八百である。
ところで、モンゴルはなぜそんなに強かったのか。読んで感じたのは、結局組織力。言葉を換えると戦略ー戦術的思考がしっかりしていた事。なぜ衰退したか。帝位継承のシステムが全くお話にならないほど稚拙だったこと。それにしても、チンギス汗一門が様々な内紛を越えて百年という単位で言葉通りの意味で“世界”を支配したという事は紛れもない事実。本来ならもっと研究されるべきだと思うんだが…。

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