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2008年02月 アーカイブ

2008年02月03日

教育公演会に行って来た

ここでもご紹介した事がありますが、友人(高校時代の同級生;花の昭和35年組)から「演劇をするので協力してくれ」とのお誘いがあり、今日行ってきた。テーマはいじめ問題なんだが、暗い話になるかと思いきや、なかなか見応えのある良い劇だった。(メンバーは「東映の俳優養成所」の方々)さすがである。笑いあり、涙あり、その上劇中に流れているハープ(初めて見た。綺麗な音がするもんだ)の生演奏まであり、これがすべて無料とは信じられない。もともとは、京都府教育委員会が主催してつくった「京のこども明日へのとびら」という冊子に喚起されてプロジェクトが動き出したとの事。(ちなみにこの冊子もスゴイ。京都在住の錚々たるお歴々がずらっと顔を並べておられる。)有意義な時間が過ごせた。
来週は久々と言っても2ヶ月ぶりのライブ出場(まぁ、結婚式のパーティだそうだ)。頑張ろう。

2008年02月04日

「恐怖の足跡」レトロな…

またまた、レトロムービーコレクションから。正に「知る人ぞ知る幻のカルト・ホラー」。こういう文言に私は弱い。映像全体が白黒というのもあり、それだけで不気味な感じがあるだけではなく、ストーリーも当時としてはおそらく非常に斬新なものであったろう事が予想される。何人かの方がレビューで書いておられるが、こんな映画を家で観られるようになるなんて、それだけでこの世は素晴らしい、生きていて良かった。超廉価版なので、お勧め。ほとんど一ヶ月ぶりに観た映画だ。

2008年02月06日

やっと見た「サイレントヒル」

これでも一応、ゲームの映画化という事。私はゲームを全くしないので分からないが、映画でも良い感じだと思う。テーマは“廃墟”と“魔女狩り”。どちらも興味のあるテーマでそこらへんが全体的に面白く見られた理由かな?映像のよく洗練されているし、ストーリーも悪くない(「母子愛」はちょっと、鼻につく?)婦人警官が可愛そうだった。ナイスバディなのに…。

2008年02月07日

新しいヘーゲル

著者はドイツから翻訳賞みたいなのをもらっている気鋭の哲学者。以前から気にはなっていたのだが、かの「精神現象学」はさすがに47歳には厳しいものがあるので、この新書で読んだ気になることにした。ヘーゲルの主張を分かりやすく説明していてそれはとても好感が持てる(ちなみに私は大学で哲学専攻、卒論は「ヘーゲル論」)。読んでいて改めて「近代」-「現代」という微妙な時代に思いを馳せた。近代西欧(明治日本が憧れてやまなかった)の理性・合理主義ー端的に言うと、理性こそが、人間性・歴史の核心だーが如何に偏頗なものか。作者も最終章で、この合理主義とナチズムの整合性を問題提起として挙げているが、私に言わせれば、合理主義そのものが根本的に間違っている、というかその人間観があまりにも人間を矮小化し過ぎているものなのだ。そして、その原因は、言語そのものの性質にあるというのが、私の見解。もちろん、だったら東洋の哲学が正しいのかという問いがすぐ出てきそうだが、事はどちらが正しいか、間違っているかという問題ではおそらくない。強いて言うなら、より現実に近づく努力をあらゆる学問はするべきなのであって、近代モダニズム(合理主義)は、それを一定の抽象空間における観念としての人間で実験してみせただけだという事なのである。だから、人権や平等を唱えながら、魔女狩りが横行し、虐殺が常態化した。これは神の前での平等を唱えながら、マヤやインカを殺戮しまくった歴史と何ら進歩していない。「人間の理性は神々しい」という事を発見しながら異教徒を拷問にかける。それが人間なのである。ヘーゲルではやはり時代の制約の中で、そういった生臭く、いかがわしい人間は分からないだろうなあというのが最終的な感想だった。でも、知性の訓練としてはヘーゲルはいまだに健在だ。せめてこれぐらいを読んでから、私に論争しに来いよ、とまあ、そういった本かな?お勧め。

2008年02月08日

ニューシネマパラダイス!良い感じ

深夜にやっていた「ニューシネマパラダイス」を最後まで観てしまった。シチリアを舞台にしては、確か「マレーネ」とか言うこれも良い映画だったが、を観た事がある。今回観て、ああ、シチリアって本当に、絵になる町だと実感した。日本で言えばさしずめ、尾道みたいな感じか。さて、ストーリーだが、何ともノスタルジックな内容。日頃忘れている、あるいは私の人生とは対極にあるような感性の物語である。“映画への愛”小さな父なし子“トトへの愛”どれも、私自身も覚えているし、どこの国にも、どこの町にもあった原風景ではないのか。戦後のグローバリズム・アメリカニズムとそれに浮かれている国が、何かとてもグロテスクな気がする。TVで公然と(おそらく本人は本気で)「お金儲けは良いことだ!」と大の大人が言うような国って、おそらく根本的にずれているよ。毎日毎日不祥事と殺人事件しか報道されない国ってなぁ。
こういった想いに時には浸る事もストレス発散には良かろう。お勧め。

2008年02月13日

日々思う事を書きます

今年度最後の父母面談がスタートした。ここ数日でも良い事、悪い事があり思いは様々。本はそれでも合間を縫って読んでいるが、映画はさすがに観れない。最近注目は大阪知事の橋下徹、なかなか頑張っているじゃん。若いエネルギーを社会が受け入れるっていうのは良い事だ。京都市長選も来週。回りを省みない強引さがなければこの国の(特に地方行政は)政治はもう変わり様がないほどに腐ってしまっている。それこそ、時代が許さないだろう。橋下氏のNHKとの丁々発止も面白かった。
仕事面では先日、とうとう高校入試で合格者が出て、中高大、揃い踏みになった。開塾2年目にしてはよく頑張っている方だろう。背伸びする事なく、自分に与えられた使命をただただ遂行するのみという、書くと全く以って常識的な人間になってしまった。でも、良い事だ。それでも、人はパンのみで生きるにあらず。今年は出来れば、社会人向けの勉強会(テーマはおそらく「日本の近代史」)を復活したいなぁ。勉強したい。24日(日)RAGにてライブ出演します。夜露死苦!

2008年02月14日

ああ、永遠の木枯らし紋次郎!

市川昆監督が死去された。私が幼少の頃、TVで市川昆劇場というテロップとともに、パッパッパッパッパ、パー、トランペットの音、上条恒彦の「誰かが風の中で」もうセットで目に焼きついている。中村敦夫の紋次郎のクールだった事。「あっしには、係わり合いのねぇこって。」の捨て台詞。70年代後半のダーティヒーローの代表作だった。私自身、男の生き方、美学をこの作品に負うた所が大きい。レンタルビデオでも観たが、このDVDボックス購入が私の夢の一つ。買う前に原作者も死に、監督まで死んじゃった。悲しい。自分の一番深い部分と通じる作品をこの出来事で突然思い出した。ああ、私はここから来たんだった。そういった感慨である。旅に病んで、夢は枯野を駆け巡る!“さすらい”ってカッコ良いよなぁ。合掌

2008年02月18日

“パプリカ”ただただ驚愕!

今敏監督のアニメもいくつか観た記憶はあるが、ワウワウでやっていて録画して観た。ただただ、驚愕の一語に尽きる。ここまで、日本のアニメは進化しているのか!こりゃ、そりゃあ、ディズニーの子供漫画のレベルじゃないわ。実写版かと見紛うばかりの事物の質感、色艶、あり得ない世界である。手塚が踏み出し、大友が開拓し、今で完成の域に達しつつあると言った感じか。音楽もまた素晴らしい。筒井の原作は彼の作品の中では数少ない未読本。最初半分近くは何がどうなっているのか分からなかった。麻生太郎が言わずとも、これはまさに映画史レベルでの傑作だと思うよ。ジャパニメーション、万歳!

2008年02月20日

「アイズ」匠の技か。

最近、珍しく小説が読みたくってしょうがくって、とりあえず短編でも読もうと思い立った時に目に入ったのが、これ。鈴木光司の筆はかの名作「リング」「らせん」「ループ」以来、うまいなぁといつもながら感心してしまう。内面描写にしろ、風景描写にしろ、その量的なバランスが良いのと、表現が絶妙である。凝った書き方ではなく、かつ、普段は思いつかない文章。これが小説なんだよなぁ。反省しきりである。次回作が出せるのかなぁ。しばらく、小説を読もう。ちなみにホラーではなかった。

2008年02月22日

合格への道

各私立中・高・大の入試が終了、残すは国公立の高校・大学だけになった。今も受験生は毎日勉強しに来ているが、我々の業務もそろそろピークを過ぎたという感じ。入試結果は、ここでも以前書いたが、中野ゼミ初の中学受験生合格、高校受験生合格(去年は中3を募集していなかった;ちなみにどちらも100%合格)、大学では同志社大学まで一般入試で合格者を出した。去年は10月開校で高3生4人全員合格、内2人は龍大という分かる人が聞いたら驚くような実績なんだが、今年開塾1年半で同志社大まで合格を出せて(受験勉強させたのが、正味1年半で同志社!)心から喜んでいる。規模も小さい地域密着型の塾ではあるが、私自身30年近い塾講師歴で培ったノウハウを本当にフル稼働させた。まだまだ満足はしていないが、一応これで私立大学では関西トップ・クラスまで合格させられたので、塾としても大きな自信になる。残るは…当然、国公立難関大制覇である。来年の京阪神大合格に向けて、生徒・講師ともども既に臨戦態勢に入りつつある。いやいや、その前に来週の中1・2生の定期テスト、再来週の公立高校入試、残っている大学受験生の授業。すべての鍵は今、目の前にある。ここからスタートだ。

2008年02月24日

とうとう買ったぞ!

私は自他共に認める“ホラーオタク”であるが、ここ数ヶ月本当に心待ちにしていたのが、これ。大人向けの「スクリーン」っていう感じの雑誌「映画秘宝」の別冊である。古くはダリオ・アルジェントに憧れ、その前には「俺たちに明日はない」の壮絶な最期に人生を見た、私の生涯がこの一冊に凝縮されている。書かれているように、「切株映画」というのは決してホラー映画の専売特許ではない。「レイダース~失われたアーク」のクライマックス、ナチスの将校連がアークから飛び出してきた心霊を見て、「beautiful!」と叫びながら、顔が溶けたり、吹き飛んだりする場面。あのカタルシス!これが、映画だ!そこに何を見るかは人によって様々だが、とにかくあの快感が忘れられず、B級、C級からZ級まで見まくってきたのが、これまでの私の映画遍歴だ。とにかくこの本は、端から端まで読みまくるぞ!
そうそう、本日はRAGでライブに出る。家は雪で今日もバス通勤。やれやれ。

2008年02月25日

ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド!

ジョージAロメロのゾンビ物の第1作。レトロムービーコレクションです。白黒で、展開も局部的(アメリカ田舎の一軒家のみ)なので、そんなに恐怖感が煽られる訳ではないが、白黒ならではの不気味感が漂っている作品。追い詰められた人々の展開はそれこそ名作“キューブ”にまで継承されている物。また、人食い場面もチャンとあり、最後のオチも予想通りとは言え、ただのホラーで終わらせたくない作家の思惑が垣間見える。画質は悪い。でも、まあ観るべき映画でしょう。
ちなみに、昨日はRAGでライブ。自分自身の演奏にはあまり楽しめなかったが、ライブ自体はたいへん有意義だった。ギターはもっと練習しなアカン!

2008年02月27日

レストストップ。何ともかんとも…

流行の監禁系ソリッドホラー、と書いたものの、展開は至ってゆったり、人が出現したり、突然消えたり、まあ先が読めないと言えば読めないのだが、観ている方としては、なんか置いてけぼりを食らっている感じでもうひとつ真実味がない。殺人鬼の残虐場面も少ない目だし、残虐なのは分かるがその割には主人公の女性は数日、舞台になっているレストストップに放たらかしにされているんだから、何というか、もっと何とか出来るだろうと感じてしまう。そういった意味では何とも中途半端感は否めない。期待していたんだが…。僕だったら、もっとB級に徹するけどなぁ。

2008年02月29日

作家を囲む会だそうです

「作家を囲む会」に招待されました。誰?作家って、…私、黄泉艮です。まぁ、企画自体は私から出したものなので、偉そうな事は言えませんが、とにかく作家としてファン(?)とともに温かい夕餉を過ごすというこれまた一つ、夢が実現しそうです。
噂では私の小説、相当コワいらしいです。ホラー好きの方は是非、お試し下さい。期待を裏切りませんから。最近、小説世界からは離れてしまっていますので、これを機会にまた普通に小説を読もう。

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