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2007年08月 アーカイブ

2007年08月03日

無人島が、俺を待っている!

夏期講習会真っ最中。毎日12時間労働の合間に色々問題を処理し(本当に色々!でも、想定外の事はないよ)、その上、相変わらずDVDを観たり、本を読んだり。ところで、最近読んだのが、これ。20人ほどの企画AV女優達へのインタビュー集。AV女優になった経緯やそれこそ彼女達の日常や夢を聞き出している。読んだ感想は?…ウ~ン、何だろう?人間ってどういう生き物なんだろう。職業に貴賎なしと言えどもある種の偏見を自分が持っている事は否めない。その偏見の根源って何なんだろう?昔のように「貧しいから」でも「無理やり」でもなく自分から進んで就く職業としてAV女優が選ばれる時代、やはりどこか狂っているんだろうなぁ。大きく括るなら社会が狂っているんだが、その落とし穴に落ちていく本人にはその「狂気」は自覚されない。当事者は必死なのだ。中国の故事にすぐ先に滝壺のある川に泳ぐ魚を見て誰かが「魚は未来が見えずに可愛そうに。」というのだが、それを見ていた荘子か誰かが「人間も同じさ」と言ったというのがあった。
私には彼女らを笑えない。まして、馬鹿にしたり軽蔑したりなどもっての他だ。色々と考えさせられる内容だった。
さてさて、忙しくなると遊びたくなる今日この頃。海が、太陽が、無人島が、ビキニが、ギャルが、テントが、ビーチが、俺を呼んでいるぜ!復活無人島行き、夜露死苦!

2007年08月04日

デス・ファクトリー どうだろう?

久しぶりの超B級ホラー。化学実験の犠牲になって頭おかしくなったヤツが人間を襲う。ゾンビ物というか、パニック物というか微妙。ストーリーは一応ミステリー仕立てで凝っているんだが、なんか緊迫感がないのはこのテの映画の特徴でもある。このモンスターもなかなかグロくてジャケット写真にも出ているが、これを撮るために作った映画と言う感じ。化学工場にしてはプレハブだったり、どうして実験の犠牲者に人間がなったのか、とかよく分からない展開が少なからずあり、尺もやや長い目なので、後半はいつものように早送りして観た。スプラッタ系が好きな人はチェックしておいても良いかもしれない。

2007年08月06日

「進化しすぎた脳」スリリングだった。

塾講師を始めた頃から大脳生理学には注目していたんだが、しばらく前にベストセラーになっているということで買って読んだ。脳の実態が分かれば分かるほどそのいい加減さ(例えば網膜は100万画素程度とか)が分かってくる。本来、脳はコンピューターと比較するべきものではないのだろうと思えるほどにヒドイ。しかし、生きていく上では圧倒的に脳の方が優位に立つ。応用が利かないということもあるし、特にすごいのが体(つまりハード)の変化と共にソフトを変化させるという辺り。ヒトの生こそが、脳が生み出した“論理”や“合理”の基盤であって、その逆ではないというのは実に小気味良い。時代を直視できない石頭のモダニストたちにこそ読ませたい本である。面白くって結構一気に読めたよ。

スネーク・フライト まあまあかなあ?

貴重な休みが曇り。私はカンカン照りで紫外線バリバリが好きなのに、手も足も出ない休み。しょうがないのでこれを観た。友人に勧められて観たが、おいおいB級じゃんか!面白かったけど。結構突っ込める。気になったのはやはりどうしてヘビが人間を訳もなく襲うのかってことでレイ(だったっけ?ハワイアンが首に巻いている花輪)にフェロモンを着けているという事で答えになっているらしいんだが、無理があるぞ。そのうえ、サミュエル・L・ジャクソン、ハチャメチャじゃんか!その友人とはこの「スネーク・フライト」か「デッド・フライト」か、どっちが面白いか言い合いしたんだが、これこそ目くそ鼻くそを笑うである。B級ホラー万歳!

2007年08月07日

最“狂”絶叫計画を観た

何となく無理やりだが、コメディもそうそう嫌いではない。内容は、まぁ書く程の事ではないにせよ、結構楽しめた。かの名作「リング」がどういう風にパロディにされるのかを観たが、やはりブラウン管から貞子(アメリカ版では何だっけ?名前忘れた)が出てくるシーンはそれでも身の毛もよだつ。よく出来たアイデアだと思う。適度にお色気あり、適度にホラーありで全体はコメディというのは、よく出来ている。何度も見直すほどではないけどね。

2007年08月08日

この世には謎が多い…

昨夜TVで「スピリチュアルにはまる女性たち」みたいなノン・フィクションをやっていて、最後まで見てしまった。私自身は全く信じないが、この世界を合理的な科学にすべて説明し尽くされてたまるか!みたいな気持ちもあってこういったオカルト問題には幼少から非常に興味があった。TVを見る限り、やっている事は所謂精神分析っぽいものが多く、つまりカウンセリングの根拠が「心理学」なのか「神秘学」なのかという違いだけじゃんというのが感想。ところで見ていて思ったのだが、現代人は病的に健康を求めているという気がしてしまう。人生、少々コンプレックスがあったり、トラウマがあったり、弱点、急所、嫌な自分があったり、そんなもんだと思うのだが、どうしてそのことにみんなが悩むのかが実を言うとあまりよく分からない。そう、病的に健康を求めている。それは“成功”や“勝ち組”とかにしても同じ。別に成功したって、失敗したって良いじゃん、と言ってしまえばすべての自己啓発本はその根拠を失う。「人生は日々進歩だ!」と人は言う。もちろん、それは論理的には正しい。でも、それが出来ても人間決して幸せにはなれないよ。
とても大事な何かが欠けている。土台、基礎から順番に積み上げられたものではない、何か危うい感覚が残るのは何なんだろう?
TVに出ていた女性達は30万円近い金を出してそれぞれ自分の人生の一歩を踏み出す心構えを手に入れた。この金額は高くもあるし、安くもある。これが我々の時代なんだなぁ。

2007年08月09日

「かたき討ち」歴史的労作だぞ

非常に面白く読んだ。主として江戸時代の様々な仇討ちの諸相。いまだ近代の法制度が整備されていない時代において人々は如何に己の復讐心を処理してきたのか?それにしても江戸の日本人は本当に逞しく、強かだ。当時から敵討ちは一定の手続きの元で行なわれていた(つまり、幕府は一般的な殺人事件と区別していた)のだが、その許可がすべて通るというものでもなかったらしい。身分(庶民も!)や事情(誰が殺されたのか?)によって、許可が下りるのが遅れると、討手は許可を待たずにかたき討ちに出ていったというのだ。すべてを捨てて。そして、見事敵討ちが成就された時には幕府を含めて非常に寛大な処置をしたらしい。法と情の間に人々は生きていた。忠臣蔵の話に象徴されるように、法的には悪人でも庶民の英雄が出た訳で、幕府もその事にあまりとやかく言っていない。何と民主的な!また、武士道に関しても記述も非常に面白かった。私自身の日本観に合致する労作である。是非読まれる事をお勧めする。

2007年08月19日

ラスト・サムライ。でもやっぱり泣いた

昨夜TVでやっているのを観た。物語としては出来すぎ感があるが、でもやはり泣いてしまった。まあ、それにしても日本人(この場合はトム・クルーズか)は何とサムライが好きなのか。これも一種の国民性なんだろう。私はどちらかというと、「風林火山」的な弱肉強食のエグい事も平気でやる「武士道」(倫理というより、生き方に近い)の方が好きなんだが、まあ良かろう。白人がそれでもこういった異国情緒を愛でるのは悪い事ではない。現代の日本では忘れられているが、生きるだけが人生ではない、というメッセージは頭の片隅に置いておかないといけない事だし、こうして外国人にそれを改めて教えられるというのはムカつくことではあるけれども致し方ないか。

2007年08月20日

無人島キャンプはやっぱり過酷だった!

ここ数年以前は毎年行っていた「無人島キャンプ」を今年は復活させて、この12~13日に行ってきました。久しぶりのキャンプという事もあり、準備不足は否めず、私自身がリュックを車内に忘れて大慌て。おかげで、夜はランプなし、虫除けなし、着替えなしという過酷な状況。その上、その前々日に行った海水浴の日焼けで両肩が真っ赤っ赤。痛くて寝られなかった。男三人という何とも色気のないキャンプだったので、まあ良いかという事で二日目は早めに切り上げた。結局泳がず(肩の痛みのせいで)、プライベート・ビーチを空しく眺めながら帰って来た。但し、一緒に行った二人は意気投合していたみたいで四十男のキャンプとしては人脈拡大という意図は達成されたかなと、思う。来年こそは一杯で行きたいな!

2007年08月21日

道徳の原点は善悪の峻別ではない!

国語のテキストには「戦争反対」の文章がやたらに多く取り上げられていて今日もそういう文章だった。その文章では「戦争=悪」「平和=善」という途方もなく幼稚な論理が平然と大人の手で書かれている。いつものように私は非常に違和感を以って読んだ。つまり、そんな事を言っていられるのも今の日本が平和だからだろう。でも、この平和は永遠か?以前の日記で環境問題のやはり幼稚な論理を批判した。実際、世の中に善と悪は明確に区別されていない。当然の事だ。善に見えて悪だったり、悪に見えて善だったり、それが現実だからだ。私がA新聞が嫌いなのは今は環境問題=善としているが、それが簡単に環境問題に無関心な人=悪に転化し、批判・排除に動く歴史を戦前に持っていたからだ。自分の思想が分からないヤツは悪だ!これこそが、彼の新聞の主張なんだが、一見それを倫理的に見せているので分からないというだけだ。
地球温暖化の原因なんて今の科学で分かりっこない。何と言っても人間の生存領域はこの星の表面数%以内に限られ、宇宙規模では目と鼻の先に巨大な火の玉、つまり太陽が控えている。おそらく太陽が活動を1%活発にすれば地球の温度はそれこそ何度も上がってしまうだろう。逆もまた然り。
もしも、六十年前にその人が生まれたなら、それでも「戦争反対」と主張するんだろうか?結局、今の道徳は自分だけ安全地帯に身を置いて、言いたい事を言っているという単にそれだけの事ではないのか?
立場が変われば善悪の判断基準も変わる。そういった現実の世界ではあまりにも当然の事を分からないヤツが増えてきたという事なのか?根本的な原因はもちろん、すでに分かっているのだが…。
ウ~ン、やっぱり、小説第二段を書きたいなぁ!

2007年08月22日

名作「項羽と劉邦」

お盆の間、まとまった時間があったので「項羽と劉邦」全三冊を一気に読んだ。実に感慨深い内容、人間群像である。楚のエリート出身のハイの風来坊劉邦の天下取り合戦。人間と社会の不思議を考えさせられる。つまる所、歴史とは人間の歴史なのだ。特に三巻は圧巻。それまで全戦全勝の項羽が気が付くと孤軍になる様が、涙を誘う。あまりにもむごい天の仕打ち。そして、お調子者の劉邦に群がる数多くの志士の群れ。人間の「器」とは何だろう?私たちは一体どこで道を間違えてしまったのか、という思いに強く囚われた。ビジネス書として読まれる事が多いらしいが、正確にはビジネスマンが読むという事なんだろう。一読を勧める。

2007年08月28日

苦しい時こそ笑顔を。Xメン3!

先週末から会社のエアコンがまたまた故障して、バテバテである。密閉された空間だけに、ちょっとしたサウナ状態。今朝やっとエアコン買い替えの手続きが終了して一安心であるがあと二日は我慢しなければならない。
ところで、ドタバタしている合間に気分に合わせてSFアクション「Xメン3」を観た。感想は…、まああれだけお金かけて役者も揃えれば、面白くなるわなぁ、という感じ。何も考えずに楽しめる、所謂娯楽大作の名に恥じない作品。それにしても、終わり方にびっくり。

2007年08月29日

カジノ・ロワイヤル 良かった

会社は相変わらずエアコンが効かず、灼熱地獄が続いている。何もする気が起こらない。弁当も食う気が起こらない。家でゆっくり映画を観る日課だが、昨日観たのがこれ。「007 カジノ・ロワイヤル」。とても面白かって満喫した。アクション映画においても、(昨日のXメンでもそうだったが…)こういった心理的な駆け引きやスリルがないと、結局中身のない物語になってしまう。一時期のアクション映画がそうだったが、そういった意味では進化しているんだろうなぁ。Jホラーにもこの流れが来てくれれば良いのだが…。

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