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2007年05月 アーカイブ

2007年05月01日

あえて観た、着信アリfinal!

シリーズの完結編とは思えない内容。半分過ぎた辺りで最後まで読める。ゆえに当然怖くもない。堀北が一人二役(?)してるのが少しはミステリー仕立てという事なんだろうが、クラスメイトは全員知っている謎では観ている私にも緊迫感は全くない。なぜ、3作も作る?テーマは私が構想しているホラー小説の2作目と微妙にリンクするのであまり詳しく言わないが、何ともトホホな作品である。ところで、最後に黒木メイサはどうして車椅子なの?ついでに、ダウンジャケットは旅行の時と同じもの。服持ってないのか?

ネコを撮る!

自称ネコ馬鹿である。家にはオスの虎ネコ;幹(ミーちゃん)約2歳半がいるが、この岩合氏の本も数冊目。私にとってネコは家族の一員であり、私の良き理解者(?)であり、まぁ、目の中に入れても痛くない。また、日々丸裸で生きる彼に、生き物の何たるかを教えられている。時々こういったネコ馬鹿の本を読むのが私の唯一の“癒し”かなぁ?別にストレスは感じていないけど。今回の写真集でも絶妙のタイミングでネコ達の表情を撮っているのが、良かった。やはりプロというのはスゴイもんだ。

2007年05月02日

山田真哉のベストセラー、ほとんど1時間!

先のベストセラー本「さおだけ屋」に続いて第二段。本当にあっという間に読めてしまう。内容はまずまず面白かったが、さすがにもう初心者向けだなぁという感が否めない。自分の視点がそれなりには成長したみたいではある。おそらく自分で事業をやっている人なら「食い逃げされてもバイトは雇わない」理由もすぐ分かるのではないだろうか。私が感心するのは、作者の頭の良さ。これに関しては見習いたい。

2007年05月04日

普通に面白かった!「ステルス」

「テキサス・チェインソー」と同じ女優が出ているので観た。シンプルなアクション映画で面白い。まあ、テーマはよくある人間vsコンピューター物なんだが、なかなかドラマが凝っていて良い。それにこの女優さんも良い。時間を忘れて観れるので、好きな方にはお勧めする。

欲望列島に巣食う人々の一生

年を取ってきたからか、こういった実録物が面白くってしょうがない。様々な一時代前の人々のその後を取材したものだが、人の盛衰が私の心を打つ。「少年ジェット」のブラック・デビル役の男優の「人生に成功・失敗はない。」という言葉が何とも重い。私としては強くお勧めしたい作品である。

2007年05月05日

すべての国民必読の書!

いわゆるリサイクル運動や環境問題のウソを見事に論証している。例えば、ペットボトルはリサイクルするほど環境に悪い。ゴミの分別回収は環境問題とは無関係。地球温暖化のトンデモない嘘っぱち(北極の氷が解けても海面は上昇しない。温暖化すれば南極の氷は厚くなる可能性が高いetc)、本当に恐ろしい内容である。何が恐ろしいって?この問題の真犯人が分かってしまうのが恐ろしい。この書はまさに現代の政治世界に対する科学からの反乱である。“真実”は決して人に優しい、愛に満ち溢れたものではない。それでも、我々はヒトとして真実と対峙して生きていかなければならない。
もう一つ、現代日本が失っている最大の美徳は、寛容さ、大らかさ、いい加減さであろう。そして、ここでも教育問題と同じ構造がある。つまり、騒げば騒ぐほど、問題は悪化するという構造である。私は相当程度、この問題の根本にある思想を特定出来る(だって、二十年来こそ思想と戦って来たのだ)が、皆さん、どうだろう?

2007年05月08日

小林秀雄の冒険

最近の大学入試問題にはめっきり出題数が減った小林秀雄の名言集。この一週間、小説の最終校正が重なり、とても忙しいその合間に便所に入っては読む本がこれ。彼は「様々なる意匠」以来、私の思想形成に最も大きな影響を与えた思想家の一人。いつか、時間に余裕が出来れば彼の言葉に関する解釈本を書きたい、そういう意味ではライフワークにしたい作家。例えば「あらゆる現代は過渡期である。」という言葉。痺れる。この偉大な知性に私は最大の賛辞をこれからも送り続けていきたいと思う。お勧め本。

2007年05月09日

小説の完成も間近に…

ここ数日、小説の最終校正で朝まで掛かり、やっと今終了した。もう何度読み返したか分からないが、それでも何か不安が残る。まぁ、とにかく私の仕事は一段落、あとは出版社に任せよう。表紙もなかなか格好良いのが出来てこれも満足している。早ければ今月末には献本分が来るらしいので、早く読みたい人はご一報を。ちょっと、今までのホラー小説とは違う別世界を創れたかなとの自負はある。お知り合いにもお勧め下さい。
ちなみに通常の書店販売は7月です。

2007年05月10日

ナオミ・ワッツは美人だけれど…

以前取り上げたヒルサイド・ストラングラー同様の犯罪実録物。実際の事件を映画にするって言うのは、(本で読むのは好きなんだが)どうも、自分としては性に合わないことがやっと分かった。ヒッピーの教祖みたいな奴が実は異常者で、別れたがる恋人を殺してしまい、今でもフランスで逃走中との事。DVが苦手なので、ナオミ・ワッツが可愛そうで見ていられない。でも、世の中にはダメ男ばかりをあえて選ぶ女もいるんだから、難しい。結局他人が口出し出来る類の問題じゃないんじゃないのか、と思ってしまう。でも、それならこの犯人を一体誰が裁くんだ?
一つ分かった事は口のうまい奴には気をつけろ、って事かな?

2007年05月12日

思考、行動、継続

先日の「英語でしゃべらナイト」に郷ひろみが出ていて、人生に大切な3つのポイントを言っていた。上の3つ。私も日頃から言っている言葉だったのでびっくり。“3年”という数字に謎がある。3年間毎日コツコツ続ければ、全くの素人でも何かをモノにする事が出来るという言葉がある。これは究極の成功術である。多く書店に出回っている自己啓発本もすべて吹っ飛んでしまう。しかし、これが出来ないのだ。つまり失敗の原因はすべてこれに尽きるのである。考えていないのか、行動しなかったのか、継続できなかったか。そうすれば、皆さん、もう自己啓発本を読む必要なんてありませんよねぇ?
まさに「問題は紛糾していない、野望が紛糾しているだけ」(中原中也)なのである。

2007年05月14日

偽装国家日本のなれの果ては?

あらゆる領域に蔓延っている偽装の化けの皮を剥ぐというのが、この本の趣旨。おおいに賛同する。2点私の感じた疑問。①結局、その原因は一体何だろうか?「憲法」という答えが返ってきそうだが、教育基本法と同様、今更憲法を変えても社会が変わるとは思えない。「敗戦のトラウマ」。ありうる事だ。民族的にも「したたかに生きる」事の下手な民族だから、先の大戦に負けてもうどうでも良いや、みたいな自暴自棄の気分になってそれに甘えている。「自虐派」。でも、どこの国でもピントはずれはいるようなものだが…。もちろん、その結果としてどうすれば良いのかなんだが、これがやっぱりよく分からん。一度カタストロフを感じないと目が覚めないという事か?②あらゆる社会は偽装を含んでいる。作者の言う「実質国家」への転換は、違った意味での管理国家を生まないだろうか?
答えは明らかだが、言わない。ただ、面白い。ぜひ国民みんなが読むべき本だと思う。

2007年05月16日

環境問題のウソ

最近この手の本にはまっているが、この本では新たに「外来種」問題を取り上げている。このおそらく史上最大の偽装工作が遠からず白日の下に晒される事を願う。いずれにせよ、環境問題の背景に何とも言えない人間の傲慢(我々が何とかすれば地球は救われる!)と道徳的な正義論(我々こそ正義だ;しかし、これまでの歴史であらゆる権力は自分を正義の味方と自称した;スターリンもポル・ポトもヒトラーでさえもだ)の合体を私は見てしまうのだ。
もう一つ。ここ数日例によっておぞましい事件がメディアを賑わせている。以前にも書いたが、誰がその事件を知りたがるんだろう?我々の生活感覚とあまりにもかけ離れ過ぎていないだろうか?この国はそんなにヒドイ国なんだろうか?何か違和感を覚えるのである。そう、ここにも謀略の影が…。

2007年05月17日

「ステーシー」って知ってる?

筋肉少女隊の大槻ケンジ原作の和製ゾンビ;ステーシー。私は以前加藤夏希主演のDVDで観たが、この程角川ホラー文庫から漫画化されて登場。書いているのは長田ノオト。大槻ケンジの作品自体が独特の世界なんだが、まあそれに準じているっていう感じかな?ゴスロリというと、一時大阪で事件を起こしたヤツがいたが、どうなんでしょう?別に風紀に反しているとは思わない。「バトル・ロワイヤル」のゾンビ版って感じかな?ストーリーはでもこんなんだっけ?よく覚えていないので、私ならもっとこう書くのにみたいなイメージは大きく膨らみました。

本格派、ホラー入門!

こちらは本格的。現代日本を代表する博物学者荒俣宏のホラー小説史。数ヶ月掛けてやっと読み切れそうな所まで来た。大部の著作ゆえ詳述するのは不可能だが、ホラー好きならば読んでも損はない。私自身はホラー小説も確実に文学だと思っているが、予想通り歴史的には一般的な文学作品よりも貶められてきた経緯がある。そういった意味で「源氏物語」も一種のホラー小説として読める(つまり「呪い」と「祟り」の物語だ)という観点は非常に納得できる。土台、人間が古来から人生とは?とか愛とは?とか悩んでいた訳ではないと私は想像している(それ自体近代人の幻想である)。もっとおおらかにあるがままに生きていたはずだ。その中でのホラーの位置は我々が考えているような下順位に属する(つまり低俗な)ものではなかったはずなのだ。そういう意味で非常に貴重であると同時に今後もこういう研究が進むことを切に期待する。

2007年05月18日

源頼朝の人生

昨夜の「その時歴史は動いた」で源頼朝をやっていて、(富士川の戦い)実に面白かった。石橋山で平家に負けて(味方40人!)死にかけたところが半年後(詳しく忘れた)辺りには20万に膨れ上がって平氏を蹴散らす。最後まで自分を助けてくれた関東の武士達を守る立場は正に源氏の棟梁に相応しい。彼によって日本の歴史はまさに大転換を果たすわけだが、そこには骨肉の争いがあった…。晩年頼朝が石橋山の古戦場に立ち寄り「落涙」していたというのが泣かせる。おそらく彼は歴史の大河にその身を晒してしまったのだ、自分の意志に関わらず。人は自分の幸せのために生きるが、ある一部の人たちは、歴史の大河に飲まれる。ビートルズもそうだったし、歴史上の人物はおそらく皆そうだ。その孤独、その勇猛さは如何なるものだったのだろう?凡人には想像を絶する。現代の政治家達に最も欠けているのはこの「覚悟」である。そして、国民が望んでいるのもそうではないのかと思うんだが、どうだろう?

2007年05月21日

何とも言葉をなくす…

B級モンスターパニックの世界は実にディープだ。ある意味ホラーの比ではないかもしれない。「驚異のSFX」とか言って、あまりにもちゃちい怪獣が出てきたり、これほどCGで何でも出来る時代にTVでもやっている実写で誤魔化すみたいな、見ていてもああ、予算が取れなかったのね、とつい同情したくなる作品もある。ならば、撮らなければ良いのに。この「キング・オブ・ロストワールド」もそういった中の一つ。キングコングとロストとジュラシック・パークを足して良いとこだけ取ったら物語が破綻した、って当たり前やろ!まあ、シンプルに訳が分からない。何しろ緊迫感が最初から最後まで全くないのだ。一つ一つの素材は別に悪いとは思わないが、ウ~ン、色んな物を詰め込みすぎ?登場人物多すぎ?まるで、素人が集まってゴチャゴチャのストーリーをそのまま映画にしたって感じだ。違う意味で「驚異の映画」だ。

2007年05月23日

このホラーな日常に…

来週早々、出版社の方へ最終打ち合わせに行って参ります。新幹線で行ってトンボ帰りするという感じで。塾の方は各中学・高校の定期テスト期間に突入しておりまして、昨夜も自習やら授業やらで、ごった返しております。
それにしても何とも血なまぐさい事件が日々後を絶たないのはなんでしょう?我が家には一歳ちょっとの赤子がいるため幼児がからむ事件には過敏になってしまう。ただ、おそらく戦後日本の何チャライデオロギーとは別次元で命の重さとはそういった事もひっくるめて測られるものなんだろうなあと思う。ほんの百年前には公然と間引きが行われてきた。今やヒューマニズムの権化のように言われる米英にしてもインディアンの大量虐殺や魔女狩り・ホロコーストなど想像を絶するような残虐行為がこの数百年まかり通ってきたのである。人間が考えているほど(あるいはモダニストが考えているほど)、人間は立派な生き物ではない。
もう一つ、マスコミ。最近読んだ本か何かで、マスコミは結局大衆見世物小屋だというような意見があった。私も実は大賛成である。これも先にモダニズムと同じでマスコミ自身が考えているほどマスコミは立派ではない。おそらく第二第三の「あるある」事件騒ぎがまたあるんだろう。これも実際には戦前と同じ事の繰り返しである。実際、日本人は戦前と全く進歩していない。私が皆と意見が違うのは、別にそれでも良いじゃん、ということ。
ベルリンの壁が崩壊した時、私は「社会科学の失墜」を予感した。あれ以来、一般レベルで正しい社会科学的な認識への道は途絶えてしまった。今、個人が社会の中に生きる必然性と矛盾を納得できる形で説明できる学者はいるのだろうか?如何に傲慢なマスコミや個人でも所詮は全体の一部でしかない。では、全体とは?護憲を訴える人は多いが、隣の某国が攻めてきた時、何万人も日本人が殺された時、誰が責任を取ってくれる?ホモ・サピエンスとしての謙虚さを失った日本人たちよ(実際には全国民の数%だと思うが)、答えてくれよ。

2007年05月27日

ライブの詳細が決まりました!

ライブの詳細が決まりました。7月15日(日)祇園祭りの宵々山の日、5時から8時です。
費用は3,000円で1ドリンク付き、そのうえ参加者には初版の著者サイン入り本を差し上げる(これが1,500円)んだから、絶対安い。案内のダウンロードは諸事情より致しませんので、もしも、参加ご希望の方は僕に直接連絡を下さい。当日券も可ですが、今でほぼ店が満杯近くなる状態なので、立ち見覚悟でお願いします。
結婚式のパーティ以来のイベントです。乞、ご期待!
お店はHPにリンクしてある祇園のピックアップというお店です。宜しく!
これが予習用のアルバムです。(他にもあるがまあ、良いか)

2007年05月30日

本が来た!;戸隠伝説

先日、出版関連で初めて東京出張に行き、本日献本分が届きました!やはり自分の作品が本になると奇妙な感覚に襲われます。何だか自分の手を離れてしまったなぁ…、というか、どちらかというと自分が書いたとはにわかには信じられない、っていう感じです。7月上旬から店頭に並ぶそうなので、本屋で会いましょう。
もう一つ新幹線の車中で読んだのがこれ。伝奇SFとでも言えば良いのか、実は好きなジャンルなんですが、内容の荒唐無稽さにやはり若干時代を感じてしまいました。でも、まあ面白かったですねえ。歴史的な問題に関しては言いたい事もなくはないですが…。

2007年05月31日

アーネスト・ホースト、coolだぜ!

スポルトで、去年引退したK1のアーネスト・ホーストが新しい日本人ファイターの発掘を目指すというのをやっていた。私は昨年この日記でも彼のことを書いたが、相変わらず紳士でった。曰く「自分の人生を変えてくれた日本に恩返しがしたい」との事。こういうのを、セレブというのだ。私が本当に感銘したのは、この心の豊かさである。人の一生は有限である、使える金も時間も地位も。何ゆえ、あくせくする?斉藤孝氏が講演で「人間性の立派さの基準ははっきりしている、それは回りの人々を明るくする人、大人であれば仕事を与えてくれる人だ」と言っていて私は納得した。私は昔からTV嫌いなので、昨日の年金の改正についての国会中継などを見てあの混乱にやはり不快を感じる。強行採決が不快なのではない、喧嘩状態なのが不快なのだ。彼らの頭あるいは心にはおそらく国民とか歴史とかいうタームはなかろう。党利党略だけの世界。もしもあってそれでも暴力に訴えているのなら、それはもう議員としての適性がないと判断せざるを得ないではないか?どこの世界に自分に納得できないからと言って力に訴える紳士がいるか?正しいと思った事なら暴力に訴えてでも主張しろ、というのならそれは子どもの論理ではないか?昨日私は高2現代文でそのことを生徒に教えた。「自分の答えが正しいと思い込む事は誰にでも出来る。優秀な人間なら、疑え。究めるというのはどの分野でも必要な事だが、そのプロセスは悩み、疑い、苦悩する以外に道はない。」
話が逸れた。もう一度書く。アーネスト・ホーストを見習え。

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