1989年「一杯のかけそば」というファンタジーがマスコミを席巻した。しかし、その後この物語がフィクションである事が発覚し、マスコミは一斉に作者をバッシングする。私は当時世間から離れてというか、興味なく生きていたので、細かい事はこの本で初めて知ったが、これって例の納豆バッシングと構造が同じだと気付きますか?誰が実害を受けた訳でもない(納豆業界には痛手だと言われるが、その前の週には売り切れ殺到だったんとちゃうの?)、どう考えてもバッシングするほど犯罪的な事ではない。ただ、「裏切られた」みたいな実にジメジメした感情が背景にあるのは、まさに日本ならでは!昨日読み始めたばかりなので、もう少し整理するが、色々考える材料には良い本だ。私の、時代に対する違和感の根拠を教えてくれる。但し、作者の主張には私は賛成しないけど。