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IT世間の正体見たり(つづき)

「他人を許せないサル」を読了した。ほとんど一気に読んだことになるが、内容はなかなか濃かった。結論だけ書くと、これが私の主張だ。「現代日本の不可解な事件はほとんどが、このIT世間ーつまり、モバイル機器の中にある(と思われている)世間ーに関するものだ。社会は決して進化していない。逆に、江戸・室町あるいはそれ以前の共同体のありようを引きずっている。しかし、技術が進歩し、情報が高度化していく中での、格差は昔のように身分や家柄ではなく、限りなく個人の能力の問題のように見える。そのため、人々は不断にストレスを感じ、いつも不安を拭えない。所得格差は希望格差を生み、(例えばアメリカのように)開かれた社会、ということはつまり格差が無限大に広い社会がやって来るだろう。

 そのための戦略はただ一つ、このIT世間と距離を保つこと、この一点である。「自尊感情self -esteem」、これがおそらくキーワードになる。思考停止するな。そして、沈黙の艦隊の海江田ではないが、「独立せよ!」

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2006年11月27日 13:47に投稿されたエントリーのページです。

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